2009年06月25日

村の現実

チェンマイ郊外の田舎にたまに豪邸が出現します。
村の現実

真新しいモルタルの壁。門扉。新しい車。

周りの風景とは明らかに不釣合いです。

これは村で生まれた娘が都会や外国に出稼ぎに行って建てたものです。

この家は、娘がお母さんの為にシンガポールに働きに出て建てたと言っていました。

しかし、お母さんは今までの木造の汚い家に住みなれているので移ってきません。

村で朝から夕方まで働いても日給150バーツ(400円)位です。

チェンマイなどの工場や運良くデパートなどで働けても月給4~5000バーツ(約12000円)です。

彼女達は親に家を建ててあげたい一心で闇の商売に手を染めていきます。

普通の仕事していては、こんな家は建ちません。

また、車などは買えません。

タイ人の親はというと、勿論年金などありませんから子供がたよりです。

親は子供がどんな仕事をしてお金を稼いでいるか、見て見ぬふりをしています。

これが現実。微笑みの裏に隠された現実です。

東南アジアの貧しさの原点です。

少し悲しくなってきます。












Posted byサラサat14:25 Comments(0)
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